世界最古のバザールの様子は?
サラーム!ヒロアキです。
エスファハーンから夜行バスで次の街、タブリーズへと移動してきました。
タブリーズはトルコとの国境が目前の街。東西交易の交差路として栄えてきたこの街には、なんと世界最古のバザールがあるのです。このバザールは世界遺産にも登録されています。
タブリーズ滞在は1日だけの僕らは、早速バザールへと向かいます!
いろんな人に「写真撮れ!」って言われて撮りました。タブリーズは観光地としてそこまでメジャーではないようなので、外国人が珍しいみたいです。
バザール入り口にいた梨売りのおじさん。梨ひとつサービスでもらいました!
こちらはチーズ屋さんのおじさん。タブリーズはチーズが名産です。味は少し酸味があって、ヨーグルトのようなチーズのような・・・?という感じの不思議な味でした。
イランではチャイ(紅茶)を飲むのですが、砂糖はお茶に入れず、お茶菓子として食べます。これがめっちゃウマイのです。レンガみたいな砂糖にテンションが上がって買っちゃいました。
絨毯屋のおじいさん、雰囲気最高!絨毯に埋もれてる感じが良いです。
イランの各地でつくられたペルシャ絨毯が、このタブリーズのバザールに運ばれて売られるそうです。無造作に並べられた絨毯ですが、すっごくお高そうな重厚なものばかりでした。
バザールの中にはチャイハネ(カフェ)もあって、チャイを飲めます。たまたま話しかけてくれたお爺さんにお茶をごちそうしていただくことになりました。
このチャイハネの雰囲気もまた良い!!釜で温めているチャイも、水たばこもすごく良い。
今まで見てきた世界遺産は、主に建物や庭園など『人が作ったもの』でした。
でも、このタブリーズのバザールの主役は『人そのもの』なのです。建物はもちろん素晴らしいのですが、今でもバザールで働いている人々がいるからこそ世界遺産としての価値がある、そう感じさせる場所でした。