あけましておめでとうございます from ウィーン
あけましておめでとうございます!ヒロアキです!
たびカメを読んでくださっているみなさんには本当に感謝しています。いつも読んでいただいてありがとうございます!つたないブログですが、これからもご愛読ください!
今年もよろしくお願いします!
さて、前回記事ではイランについて書いていますが、実はペルセポリスに行ったのは11/16。なんとブログは現実より1カ月半も遅れているのです!ごめんなさい!
そしてリアルタイムではどこにいるかというと、オーストリアのウィーン!音楽の都ウィーンで新年を迎えました!
今日はリアルタイム速報。ウィーンで迎えた新年の様子をお伝えします!
12/31 20:40 ウィーンオペラ座
大晦日はウィーン旧市街の一帯が年越しイベント一色になるのですが、イベント内容はさすがウィーン。まずはオペラ座の前では大晦日恒例のオペレッタ『こうもり』がスクリーンで生中継されています。
つまり誰でもオペラが観られるのです!年越しイベントにオペラって、さすがウィーン!隣のnaruさんはすでに鼻血が出そうなほど興奮してます。
ちなみに僕はオペラってほぼ初めて観ました。歌ばっかりだと思いこんでたのですが、演技や演出にもすごく凝っていて観ていて飽きません。
正直ずっと観ていたかったのですが、年越しはメインステージでと決めてたんで、次に進みます。
12/31 21:30 ステファン寺院
ウィーン旧市街の中心、ステファン寺院にはステージが出来ていました。ここで演奏しているのは小規模のオーケストラ。そしてオペラ歌手っぽい人たちが1曲ごとにゲストとして登場し、これでもかというくらい美声を披露してくれます。
その歌声にのって、踊りだすウィーンっ子も多数!クラブの縦ノリ系のダンスではなく、社交ダンスみたいなダンスですよ。さすが音楽の都、教養がハンパないですね。
ちなみに年明け直後はワルツが流れ、みんなで踊るという。ダンスなんかしたことない僕らがそのノリに参加することはできるのか・・・。
メインストリートにはいくつもDJブースができていて、こちらは本当にクラブみたいな感じで踊っている人たちもいます。それにしてもウィーン、年越しイベントのエリアが広い!
12/31 22:40 シティホール前
さて、ようやくメイン会場の近くにやって来ました。こちらのステージはヴァイオリンのトリオをメインとするグループが演奏していました。
曲目はマイケル・ジャクソンにABBAというポップスから、クラシックに民族音楽まで。ヴァイオリンでのアレンジがどれもカッコイイ!!大晦日のイベントで観たステージの中で、一番良かったです。
そしてこのグループのステージが終わるとMCが現れました。
MC「さあ、年越しに向けてワルツのレッスンをするわよ!」
なんとワルツのレッスンが始まりました!基本のステップからフィニッシュまで、ひと通りのレッスンで会場は大盛り上がり!これで僕らも年越しに向けて準備はバッチリです。
12/31 23:40 市庁舎前広場
ようやくメイン会場の市庁舎前広場までたどり着きました。ここは今までと違って人の量がすごい・・・!ステージではロックなミュージックのライブが行われています。少しでもいい位置でカウントダウンするため、人混みをかき分けてステージに近づきます。
と、年越しを前にライブが終わってしまいました。クラブミュージックみたいなのかかってますが、ステージでやってるわけではないみたい。
あ、あれ〜〜〜?カウントダウンは?ステージで盛り上がるんじゃないの???
MC「さあ、あと15分で新年だぁ〜!」
MC「さあ、あと10分で新年だぁ〜!」
MC「さあ、あと5分で新年だぁ〜!」
区切りではMC入れてくれるんだけど、イマイチ一体感に欠けるというか・・・(笑)しかしとうとうやって来ました!
MC「さあ、いよいよ新年だぁ〜!10!9!8!7!6!5!4!3!2!1!」
『HAPPY NEW YEAR!!!!』
カウントダウンが終わると同時に大量の花火が!あけましておめでとう〜〜!!
新年の到来に湧く会場!そして流れ始めるクラシック!!
今だ!さっき練習したステップを!
しかし、金曜終電の東山線くらいの人混みで、身動きもとれない状況。さっき練習したステップは披露できずに、音楽は終わってしまいました。
とはいえウィーンの年越しを存分に楽しんだ大晦日。大満足で宿に帰ったのでした。
が、これではまだ終わりません。実は僕らがウィーンに来た最大の目的はカウントダウンではなく元旦のイベントのため。
1月1日に行われるウィーンフィルのニューイヤー・コンサートが、この市庁舎前広場でライブ中継されるのです!
1/1 11:00 市庁舎前広場
元旦のブレックファストをウィーン・フィルのオーケストラを楽しみながらいただく。これがウィーンっ子の正月の過ごし方らしい!
が、実際には朝っぱらからホットワインやシャンパンを飲んでる呑んだくれウィーンっ子の方が多かったですね。
(ちなみにこのコンサートを劇場で観ようとするとチケットはおよそ25万円、立ち見で3万円くらいするらしいです。立ち見で3万円って!!)
NHKでも中継されるほどの人気なこのコンサート。ウィーン市民一体となって観る中継は大興奮!さらにアンコールでは『美しく青きドナウ』。
『美しく青きドナウ』はウィーン市民にとって第二の国歌とも言えるほどの曲なのだそう。演奏後の拍手と歓声はコンサートで一番でした。
そしてアンコール2曲目は『ラデツキー行進曲』。観客の手拍子まで指揮して一体となってつくる音楽はもう最高!僕たちも拍手で参加しました!
今年のではないですが、ニューイヤーコンサートのラデツキー行進曲の様子です。
年末年始のウィーンを心ゆくまで楽しみました。正直僕は、物価の高いウィーンで年越しを迎えるのはどうだろうと躊躇していたのですが(音楽好きのnaruさんに躊躇はなかったようですが)、結果的には大満足の滞在となりました!
リアルタイム速報は以上です!明日はチェコのプラハに移動ですが、ブログはイラン編に戻ります!
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