小さなモスクの世にも美しい絶景
サラーム! naruです。
シーラーズはぶどうが名産品。せっかくなのでバザールで干しぶどうを買いました。寡黙なおじちゃんがオマケしてくれて、スーパーのビニール袋いっぱいに手に入れたぶどう。そのまま食べてもいいけれど、パンと一緒に食べて口の中でレーズンパンにするのが私たちのプチブームに♪ 甘みが凝縮されていて、とても美味しかったです。
さて、シーラーズ2日目は早起きをして、7時半に行動開始。
そのわけは「ローズ・モスク」と呼ばれる、ステンドグラスに彩られた世にも美しいモスクを一目見るため!
正式な名前は「マスジェデ・ナスィーロル・モスク」。私たちにも呼びやすい「ローズ・モスク」という別名は、モスクを飾るタイルにピンク色の薔薇が描かれていることからきているそう。ここでは太陽の角度が低い冬の早い時間にだけ、壁一面に張られたステンドグラスに朝日がさしこみ、モスクの中をきれいに照らすのだとか。
到着したモスクは、思ったよりこじんまり。開門は8時かと思っていたら、8時半。
同じくローズ・モスクが目的の中国人女子4人組と一緒に、その時を待ち……
時間通りにやってきたおばちゃんが、ついに開門。
目的のモスクは入ってすぐ右手。扉の外から中を見た瞬間、美しさに息を飲みました。
色鮮やかなステンドグラスに、アーチが連なる建物の緻密なバランス、床一面に敷かれた細かな模様のペルシャ絨毯。思わず感嘆のため息をついてしまう空間です。
何枚も写真を撮ったけど、見た風景そのものが撮れなかったのが悔しい。
本当は、もっともっときれいだったのに!
早い時間ほど部屋の奥まで光が届くので、だんだんと奥の壁から床の絨毯へと光の筋が降りてくるようすが見られます。ステンドグラスの鮮やかで温かな光に満たされたモスクは、光の映りかわりをずっと見ているだけでも、しばらく飽きそうにありませんでした。
実際、1時間ちかくいたような……。
あまりにモスク内が素晴らしくて、私のなかではモスクの外の見どころがちょっと霞んでしまったくらい。朝から大満足な私たちですが、この日はさらにビッグな見どころへと向かいます!
その話は、また次の記事で♪(▰˘◡˘▰)
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