やっぱり大空を飛びたい!飛ぼう!
ナマステー。naruです。
相変わらず、時の流れを忘れる平和なポカラ。次の国へ向かうフライトの日程が迫り、カトマンズに戻る日を決めた日、実はポカラでずっと迷っていたことについても決めました。それは、パラグライダーに乗るか、乗らないかということ。
ヒマラヤを眼前に望むパラグライダーは、トレッキングと並ぶ人気のアクティビティです。空から絶景を楽しむアクティビティは小型機をチャーターする方法など他にも種類はあるけれど、パラグライダーは8500ルピー(約10,000円)と手の届くお値段。
それでも、高いことには変わりないので迷っていたのですが……。
ポカラでの生活も残り4日だと気づいたとき、ようやく決断しました。
やっぱり乗ろう!
空を舞うカラフルなパラグライダーを、毎日のように見上げて過ごしていた2週間。ほとんど身ひとつで飛ぶってどんな感覚なんだろうと、ずっと憧れにも似た気持ちで考えていました。やっぱり、人に聞いただけじゃ分からない。それなら自分で飛ぶしかない!
しかも、世界一周の中でも絶対に見たい景色のひとつだったヒマラヤ山脈を見ながらなんて、きっとこれ以上ないタイミングに違いない。
そうと決めたら、さっそく申し込みです。
私たちは日本人宿のサンタナポカラでお願いしました。お店に直接頼むのと同じ価格で、サンタナのドリンク1杯が無料になるのでおすすめです♪ そして、実際にお世話になるエージェントは「NIRVANA PARAGLIDING」。
ここには日本人のインストラクターさんも所属しているそう。
飛ぶのは1日3回で、たしか9:30、11:00、13:00から選べます。でもヒマラヤを見たいなら、雲が晴れていることの多い朝一番がいいみたい。私たちが狙うのは、もちろん朝イチ! オンシーズンだったので混み合っていたけれど、2日後に予約がとれました。
そして待ちに待った、2日後!
お店の前からジープに乗って、ガタガタぐねぐねとうねる道を、サランコットに向かって走ります。山頂付近まではあっという間につく代わりに、この道、ちょっと酔う感じの道だったのが残念……!「パラグライダーはたまに酔う人がいるから」と聞いていて酔い止めを飲んでいたにも関わらず、飛ぶ前に酔うなんて。
けれど、ジープでついた先はこの景色!
先に到着していた大勢の人が、続々と丘を駆け下りていきます。
私たちもインストラクターさんについて行くと、ここから飛ぶまでは5分くらいであっという間でした! 装備をつけて簡単に離陸の注意点を教えてもらっているうちに、前の人が離陸、すかさず次は私たちの翼に風を集めて、
一気に斜面を駆け下りる!
足が離れると、一気に眼下に景色がひろがります。棚田が美しい!
目の前には、昨日までは見上げることしかできなかった無数のパラグライダーが。
ヒマラヤ山脈には雲がかかっていて、少し残念。
でも、私たちが滞在するフェワ湖方面はきれいに見える!
「湖の眺めが思ってたより良かった」と、ヒロさんも言っていました。
私のパラグライダーは、青とレモン色がさわやか。
インストラクターのお兄ちゃん曰く「新品なんだよ!」とのこと。
写真でも分かるかもしれないけれど、風を捕まえた翼にぶら下がるみたいに乗るパラグライダーは、びっくりするくらい安定しています。ジェットコースターみたいにお尻が浮いたり、もっとフワフワするものかと思ってたけど全然ちがう。とんでもなく高い場所にいるのに、「こわい」なんて一瞬も思わなかったのが、自分でも驚き。風に持ち上げられるように、空をすべる感覚は本当に気持ちがいい。
希望したらアクロバティックな飛び方もお手のものだとか。
こわいような、面白そうなような。これも体験しないと分からない。
飛行時間は20分ちょっとだったかな。
少し酔ってきたので、もっと飛んでいたいという気持ちもあったけど降りることにしました。湖のちかくにランディングして、悩みに悩んで申し込んだ遊覧飛行は終了。
あー楽しかった!
少し休憩したあと、ジープに乗ってお店の前まで送ってもらうと、そこで飛行証明書をもらいました。それが何だかすごく観光チックで笑ってしまったけど、思い出の品もできてよかったよかった。
さて、これで心残りはありません。
ブログに残すことは少なかったけれど、長かったポカラともこれでお別れ。
ついに、カトマンズに帰ります!
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