ヒマラヤが僕を呼んでいる!
ナマステー!ヒロアキです。
ネパールのアクティビティと言えば何か??
トレッキングです!
ヒマラヤ山脈とエベレストを擁するネパールはトレッキング大国。
観光ビザの他にトレッキングビザなるものもあるらしい。
宿やおみやげ屋で話すネパール人はみんな、二言目には「トレッキングは行ったの?」と聞いてきます。
トレッキングをしないとネパールに来たことにならない!と言う人もいました。
ナルさんは全然興味なかったようですが、僕はそれなりにトレッキングに興味ありました。
なぜなら実は僕、高校時代に山岳部だったのです。
高校を卒業してからパッタリ山から離れていたのですが、トレッキングの聖地ネパールに滞在して、眠っていた山岳魂が目覚めてきました。
何泊も山小屋をめぐるトレッキングが主流なのですが、まずは肩慣らし。
ポカラから日帰りで登れる山、サランコットを目指します!
出発は早朝3:30。
3時間くらいで山頂まで行き、日の出を見て帰ってくるスケジュールです!
まだ真っ暗ななか出発。
サンタナで行き方を聞いて、地図まで借りていたので完璧です。
民家の横の小道から山方面に向かって登り始めました。
しばらく歩くと道がなくなりました。
あっれー・・・?
こんなはずでは・・・
たまたま起きていた農家の人が教えてくれたところによると、サランコットまでの道はこっちじゃないけど、近くの沢沿いに少し登れば道に出られるとのこと。
夜明けまで時間が無いのでこの沢沿いに進むことにしました。
道無き道を進むこと30分。
もう諦めて引き返そうとしたときに道っぽいものに出くわしました。
よ、よかった〜〜。
さらに道を見失うこと数回、ようやく稜線が見えるくらいの高さに登ってきました。
や、やばい、もう空が明るくなってきてる・・・・
急ぎ足で上に向かいます。
ちなみに一応道標はあって、たまに岩などに矢印が描いてあります。
さらに道を間違えること数回。
向こうの空を見ると・・・・
ああ、日が昇ってしまったああ・・・・
山頂から日の出を見るという僕らの目標は完全に潰えたのでした。
でもここまで来たので山頂を目指します。
ついにヒマラヤがうっすらと見えました!
ナルさんはもうヒマラヤ見えたから帰ろうと言ってましたが、僕は山頂に行きたいのです。
もうかなり登ってきました。
はっきりと見えるヒマラヤに興奮!したのは僕だけで、ナルさんはもう虫の息でした。
重たい足を引きずって登るナルさん。
右ふくらはぎに爆弾を抱えてしまったらしいです。
そしていよいよ山頂に到着!
眼前にはヒマラヤ!
苦労して登ってきてようやく見える景色はやはり絶景でした。
上から音がするので見上げると、小さな飛行機が飛んでいました。
この飛行機はウルトラライトプレーンと言う、ヒマラヤを空から眺めるアクティビティです。
パイロット一人に乗客一人しか乗れない超小型飛行機です。
空から見るヒマラヤはさぞ絶景でしょう。
目ン玉が飛び出るほど高いので、金持ちの遊びですね。
爆発寸前の右ふくらはぎでは歩いて下ることは出来なかったので、帰りは潔くタクシーで帰ることに。
運良く乗り合いジープが通りかかったので、それに乗せてもらいました。
行きはおよそ5時間半も歩いたのに、帰りはわずかに20分ほどであっけなく宿に到着したのでした。
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