リキシャーツアーはお土産屋さんに誘われるけど
ナマステー。naruです。
リアルタイムは雪で足止め@トルコ。夜行バスでパムッカレに到着してるはずが、夜中に停車したバスターミナルから動きません! この先は冬のヨーロッパ、こういうこともまたあるかもなあ。
さて、ついにインドもジャイプル市内観光の今日が最終日。とはいえ、私たちがジャイプルで1番楽しみにしていたのは昨日のチャンド・バオリだったので、ちょっと消化試合的な雰囲気も……ごほんごほん(笑)。
でも、別名「ピンクシティ」とも呼ばれるジャイプル。丘の上から見ると街全体がピンク色に見えるとか? 実際はそんなにピンクでもないという話も聞くけれど、真偽のほどは自分の目で確かめるということで!
観光スポットごとに距離があるので、宿の前にいるリキシャーマンと交渉して約半日チャーターをお願いします(700ルピー/約1,400円)。この日は、これが大正解でした♪
本物の人気店はどれ? ラッシー・ワーラー
ここは私がチャンド・バオリの次にきたかったラッシーのお店! ハンピで同じ宿に泊まっていた人が「濃厚! 午前中に飲んで、美味しすぎて午後もまた飲みに行った」と言っていて、かなり期待が高まっていました。
人気にあやかってかなぜか同じ名前のお店が3軒並んでいますが、向かって左が正解。リキシャーマンも「こっちだ!」って言って教えてくれました。さすが、よく知ってる!
実際のお味も、たしかに濃くて美味しかったです♡
素焼きのカップで出してくれるのも雰囲気ある!
ちなみに素焼きのカップは使い捨てで、飲み終わったらお店の前のドラム缶に投げ入れて割るのがインド流。これに憧れていたヒロさんは、ここぞとばかりに割り入れていました。昔はチャイのカップも素焼きが多かったみたいだけど、今回の旅行では見たことなかったな。減ってきているのかも。
世界遺産 ジャンタル・マンタル
ここはヒロさんがチャンド・バオリの次にきたかった、昔のマハラジャがつくった天体観測施設。趣味が高じてつくってしまったというからすごい。何種類もの計測器が集められた庭は世界遺産にも指定されていて、さながら現代アートのような空間です。
よく見ると、たしかにいたるところに目盛りが。読み方は分からないけど……。
さっき飲んだラッシーのカップと一緒に記念写真!
私は割らずにお土産にすると決めていた素焼きカップ。このあと1日中「何に使うの? 捨てなよ!」と言われ続けていました……。いいじゃない、思い出だよ!
ガイドがなくても私たちはアートとして楽しめたけど、一つひとつの使い方までとことん知りたいなら解説は絶対必要です。日本の連休と重なったからか、ガイド付きでまわっている日本人観光客の方も何組かいらっしゃいました。
見終わって外に出ると、制服をきた大勢の子どもたちが。
インドでは、ここが遠足コースになってるのかな。
これがピンク色? 風の宮殿
ジャンタル・マンタルの横には「シティ・パレス」という現役のマハラジャ御殿があるのですが、外国人料金が異常に高いので私たちはパス。次は宮廷の女性たちが暮らしたという「風の宮殿」へ。
一つひとつの窓も細かい。
宮殿は旧市街の建造物によく見る少し淡い赤茶色の壁でできています。「ピンクシティ」の所以は、この壁の色からきているのかな? ぎりぎりピンク色ともとれなくはないけど……いわゆるピンクではないような。
ここではリキシャーマンの口利きで、宮殿がよく見える真正面のお土産屋さんの2階にあげてもらえました! たしかに、ちょっと上から見たほうがきれいに見えてラッキー。帰りはお土産見てけって言われたけど、笑ってごまかして次へ〜♪( ´▽`)
インドの仕事ぶりが光る テキスタイル工房
風の宮殿のあと、湖に浮かぶ「水の宮殿」も見終わると、突然リキシャーマンが「近くにウッドプリントのファクトリーがある。見てくか?」とおっしゃる。ウッドプリントは言葉のとおり木版。何種類もの型を重ねてつくられた布柄は、ハンドメイド感があってすごく素敵なんです。やっぱりお土産を買わせることが目的なので、いつもなら面倒なので断るけれど、ウッドプリントはちょっと見てみたい! ということで、連れて行ってもらいました。
これが木版です。
輪郭が黒で、胴体は茶色。
職人さん(日本語の営業トークも達者!)がポンポンっと押すと、素敵!
にじみ具合も絶妙な、ゾウのプリントのできあがり。
このあと色々と勧めてくれた布製品はいらなかったけど、この布はほしかったなあ。
そして、何の巡りあわせかこの工房で、ダラムサラの帰り道に仲良くなったスペインの彼とも再会しました。彼もリキシャーに連れられて見学にやってきたそう。そういえばラジャスタン地方に行くと言っていたけど、同じ時間に同じお店に来るなんて。こんな偶然もあるんだねと言って、記念に3人で写真を撮りました。
お土産屋さんへの勧誘がちょっと大変かなあって思ってたリキシャーツアーだけど、予定になかったウッドプリントも見られて、こんな再会もあって、いいことも多かったです。
ところで、ジャイプルは本当にピンク色だった?
リキシャーツアーの最後は、見晴らしのいい丘・ガルタへ。山頂の寺院までは、徒歩で登ります。この道が思っていたより長かった〜。
この丘は地元では「モンキーテンプル」の名で通っています。
名前に負けず、サル・サル・サル!
木陰で気持ちよさそうに眠る親子ザルも。子ザルちゃんはかわいい♪
ただ、多すぎてちょっとドキドキです。
そして何とか登り切った坂の上の寺院から眺めた街の色は……!?
ピンク色とはいえませんでした。
うすうすそんな気はしていたけど(笑)。
さて、明日はついに、インドをたちます!
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Comment
さすらいスマイルのリョウです。
風の宮殿綺麗ですね。日程の都合上、ジャイプルに行けなかったんで羨ましいです。トルコは雪ですか。。モロッコは大雨です。
世界的に天候が荒れているんですかね。。
リョウさんこんにちは!
インドは駆け足だったんですね。またの機会にぜひ♪
いまモロッコなんですね。私も人づてに聞いただけですけど、雨すごいらしいですね。汗
もうすぐ南米とかですか??
私たちはこの次イスラエルで、そのあといよいよヨーロッパです(*^^*)
naruさん!
僕も次はイスラエルです♬
日程がかぶってたらぜひ会いましょう!
そうなんですか! ぜひぜひ!
私たちは12月6日〜11日の予定です♪