ダラムサラへ行きたい
ナマステー! naruです。
久々のリアルタイム報告はイランのダブリーズ。出発前から楽しみにしていたイランの旅も終盤で、今週末の結婚記念日にはトルコへ入国予定です♪ トルコ楽しみだけど、お別れが名残惜しいくらいイランよかったよー。
さて、インドの中でも、私が行きたい場所のかなり上位にくるのがダラムサラでした。
チベット亡命政府が置かれ「リトル・ラサ」とも呼ばれるこの場所で、ニュースなどでよく耳にするチベットに触れてみたいという思いがあったのです。
また、タイミングよく私たちが訪れた9月末〜10月頭には、海外各地で説法をしているダライ・ラマ14世がダラムサラへ戻ってきて説法(ティーチング)を行う予定になっているじゃありませんか! 「こんな機会2度とないかも」と、ヒロさんにゴリ押しして旅程に入れてもらいました。
ダラムサラまでは、デリーのカシュミールゲート駅近くのバスターミナルから夜行バスで約9時間。お世辞にも寝心地がいいとは言えない狭いシートで何とか眠り、到着したのは明け方前の5時前。あまりにバスターミナルに何もないので宿探しに出たものの、当たり前にみんな寝てるし、運よくスタッフがいてもどこも「Full!」と取りつく島もありません……。他の旅行者も同じように街を彷徨っていて、すれ違うと「あっちはどうだった?」と情報を交換したり、お互いの顔を見てただただ苦笑い。
なんかこんなこと、つい最近もあったような。
あ、分かったゴアだ……。
教訓活きず!
おまけに暗闇の中歩いていたので、ついにフレッシュな「うんちょ」をヒロさんが踏んでしまいました。ハンピやデリーなどいかにも踏みそうな場所は頑張って避けてきたのに、まさかインドだけどインドらしくないダラムサラで踏むことになるとは。「完全に油断してた〜」とヒロさん落胆、わたし爆笑です。(でもこのあと私も踏んだ)
そんなうちに日も昇り、もうすぐ7時。
途方にくれていると、目の前にあった日本語名のカフェが朝早くからオープンするようだったので、ひとまず朝ごはんを食べることにしました。
「つなぐカフェ」でいただいたチベタンブレックファスト。
お湯に溶かしたバターに、食べ応えのあるパンをつけて食べます。ヒロさんは普通にバターを塗りたいって言っていたけど、素朴な味わいが私は好き。
ここはチベタンや日本の軽食をふるまっているほか、可愛いチベタン雑貨も扱っているカフェでした。日本人の常連さんだけでなく、インドや欧米からの観光客も多くきていて人気があるみたい。私たちも滞在中に何度もお世話になりました。
この日の朝も、たまたま来た常連さんが「うちの宿、1室空いたって言ってた気がする」と情報をくれたおかげで何とか部屋を確保! このまま部屋なしかと不安になってたから本当に安心した〜!
そのあと疲れもたまっていたのか泥のように眠っていて、寒さで目を覚ますともう午後2時。今日はゆっくり出歩いて、街のようすを伺うことにしました。
ずっと夏のアジアをまわってきた私たち。この旅の中で、寒いと思う場所にきたのははじめてかも。ダラムサラは標高が高いだけあって、10月初旬でも暑かったデリーと比べると気温はかなり涼しい。街中はあさってに控えたダライ・ラマの説法とインドの休日がかぶって、人も車もごった返して大賑わいでした。
3本の一方通行道路が集まる交差点は、1ミリも動かない大渋滞……!
街中ではチベット仏教独特の「マニ車」もみられます。
まわすとお経を1度唱えたのと同じ分の徳がつめるそう。すごすぎっ!
露店やお土産屋さんには、手づくりのウール製品やアクセサリーが並んでいました。
店番をしながら、あみあみ。
説法にあわせて来ているお坊さんもたくさん。お土産をみたりカフェでお茶してるのが、ちょっと俗っぽくておもしろい。
そんな風にチベットの色も感じるけど、街中のゴミだめには牛が闊歩してゴミを漁ってるので、やっぱりここはヒンドゥー教の国インドなんだなと思います。
狭い街にインドとチベットが共存して、なんだかすごいことになってるダラムサラ。
これから数日間の滞在が楽しみ。
……だったのだけど、このあとまた食あたりで数日部屋にこもる私たちなのでした。
またかー!
- 昔の記事
- インドミュージカル!!
- 新しい記事
- ダライ・ラマに会いに
Comment
四国のどっかのお寺に、縦にまわすとお経を1度唱えたのと同じってのがあった。マニ車の文化が流れ込んだんだろうかね。
日本にもあるんですか!
ほかにも一度なびくと同じ効果がある旗っていうのもありました。赤ちゃんのガラガラみたいな感じのミニマニ車もあって、けっこう片手間にまわしている人もいて面白かったです。
お土産に買ってテレビでも見ながら回そうかと思いましたが……、それはさすがにバチが当たりそうでやめました。