第一印象は、世界遺産というか動物園?
ナマステー! naruです。
夜行列車でバンガロールからホスペットへ、そこからオートリキシャーに乗ってハンピへ。ハンピには有名な日本人宿「カラヤン」があるのでそこを目指します。
今までの夜行列車は目的地が終点だったので熟睡していたのですが、ホスペットは違います。しかもインドの列車はアナウンスが一切ないので、気を抜いていると降り過ごす可能性大!
気を張って寝ていたおかげで無事に起きられましたが、おかげでこんな悪夢を見ました。
朝起きたらヒロさんが忽然と消えています。トイレかなと思ったけど、全然帰ってこない。どこかで外の様子を見に降りて乗りそびれたのか。連絡手段もなく、はぐれた時は目的の場所で落ち合おうという約束を信じて私はホスペットで降ります。そして時は流れて30年後。日本人宿を手伝いながら1度も日本へ帰らずヒロさんの帰りを待つけれど、自分ももうすぐ60歳、親も80歳過ぎ。もう日本へ帰ろうか悩みますが……
……ちょっと悲壮すぎる設定。
30年はつらい。我ながら重すぎる。
ハンピへの道中でこの話をしたらヒロさんに爆笑されました。
ホスペット近郊の集落を抜けてジャングルが続く景色を走り続けると、見えてきました。岩!
日本にいるときは全然知らなかったハンピ。ここは延々と地平線まで岩で埋め尽くされた景色が見られる岩の街で、実はロッククライマーにとっては聖地のような場所なのだそう。絶賛する旅人を多くみかけるので、私たちも訪れる街のひとつに入れてみたのでした。
目的の日本人宿はこの日満室だったので翌日から泊まらせてもらうことにして、今日は別の宿に泊まることに。荷物を置き、この日はこじまりとしたハンピ村をゆーっくりお散歩して、どんな場所なのか様子を伺います。
周囲には世界遺産に指定される遺跡も点在しています。
なのですが……
……というか、ここは動物園??
小さな田舎の村は自然豊かで、動物も生活の近いところに暮らしていました。
牛との距離も今までで1番近い!
狭い道には動物たちの爆弾(私たちはやんわり「うんちょ」と呼んでいます)がたくさん落とされています。でも道が狭いおかげで車はあまり入ってこないので、エンジン音の代わりに聞こえるのは、「ンモォ〜」とか「メェェ〜」とか動物の鳴き声ばかり。なんてのどかなんだろう!
小さな村だけどたいていの宿でWi-Fiが整ってるし、おしゃれな観光客向けレストランも充実しているハンピ。
私たちはしばらくの間、ここに滞在することにしました。
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