日本人、風呂の入り方を教わる。
ミンガラーバー! naruです。
週末をまたいで滞在したヤンゴン。私たちは行きませんでしたが、最近はミャンマーにも欧米ファッションの波が押し寄せているらしく、ジャンクションスクエアと呼ばれる場所などは休日、若者で溢れているそうです。
街に行かずどこに行っていたのかというと……
ななななんと、ミャンマーで
スーパー銭湯に行っていましたー!
またまた上司の方が、貴重な休日を利用して連れて行ってくださったのです♪
ひさびさの湯船にテンションが上がります( ´ ▽ ` )
最近オープンした韓国経営のスパ施設なのですが、入口の受付なんかは完全にスーパー銭湯。韓国らしくアカスリやエステなども体験できるみたい! 部屋着とロッカーの鍵をもらうのも日本と一緒の流れです。
ここから先はふたりとは分かれてお風呂へ。
一度行ったことがあるという上司の方から「本当に日本のお風呂と一緒! 水着もなく入れるよ」と聞いていた私。「そうなんだ〜!」とロッカーについてせっせと服を脱ぎ、お風呂に行こうかなあ〜と思ったのですが……
なんだか嫌な予感が。
そして嫌な予感はだいたい当たります。
ちらりと入口付近に顔を出すと、出入りしている人たちがみんなお揃いの水泳タオルみたいなのを巻いてるじゃありませんか……!
時すでに遅し。
この時点で私、すっぽんぽんです。( ;´Д`)
浴室の入り口であわあわしていると、お風呂から出てきたお姉さんに「え〜!」って感じで大笑いされましたが、「それ欲しい!」とお姉さんが着ている服を指差すと言いたいことを理解してくれて、係の女性から服をもらってくれました。ううう、ありがとうございます……!!!
というか本当なら浴室の入り口に、入浴用の服の入った籠が置いてある感じでした。私が行ったときは空だったようで……。
あー恥ずかしかった!(笑)
でも気を取り直して入ったお風呂はとっても気持ちが良かったです♪ 日本にいた時はわりとシャワーで済ませることが多かった私だけど、いざ湯船から離れると本当に恋しくなるお風呂。お湯につかったあとは部屋着に着替えてくつろげるこんなスペースや、
塩や炭の岩盤浴のようなものまで♪
そして湯上り後は、併設のレストランで韓国料理とビール!
思わず「っあ〜〜〜!」って声が出ちゃいます!(笑)
場所は結構街の中心を離れて、タクシーで30分以上は走ったかな……。それだけ走ると窓から見える風景もかなり変わって、建物もかなり簡素な掘っ建て小屋を少しだけきれいにした程度のものに。そんな風景の中、唐突にスパ施設が現れるからビックリしました。土地の確保の問題で郊外につくられたそうですが、周囲とのギャップがすごい。
話をきくとヒロさんが先生をしてる教室の生徒さんなんかは裕福な方で、まだまだミャンマーは貧しい国みたい。たしかに、一度ごはんを食べに行った市場の食べ物屋さんでも男の子が慣れた様子で料理を運んできてくれたし、実際そうして子どもを出稼ぎに出すことは珍しくないらしいです。
そんなミャンマーの一面も垣間見つつ、いずれにしても至福の休日を提供してくれたミャンマーのお風呂は「まさか日本人の私がお風呂の入り方を教わることになるとは!」という、ちょっと恥ずかしいけど笑える思い出も残してくれたのでした。
ああ、日本に帰ったら服なんて着ないでお風呂に入りたーい!(笑)
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