シンガポールをサクサク観光!
ハロー! naruです。
シンガポールは物価が高い!! そう刷り込みがある私たちは、ちゃっちゃと観光してシンガポールを去らなければなりません。東南アジアには珍しいきれいさで、いかに居心地が良くても、実際スーパーは日本と似たり寄ったりのお値段だからです。くうう。
さて、意気揚々と出かけます!
まずはじめに向かったのは「ラッフルズホテル」。1819年にシンガポールへやってきたイギリス人トーマス・ラッフルズの名を冠した、今の私たちには手の届くはずもない超名門ホテル。観光地化されていて中を散歩できるのです。
最寄り駅から歩く途中に、高い塔が見えました。これは日本占領時期死難人民記念碑。第二次世界大戦中に起こった虐殺事件の慰霊碑です。東南アジアを旅していると、たびたびこういうものを目にするのがつらい。
ドアマンがこれですよ。
インド風のターバンとイギリス風の制服をまとったジェントルマンがお出迎え♡ かっこよすぎてしびれます。いま写真を見ているだけでも、その時のトキメキを思い出せるくらい(笑)。
実は最初、私は「ホテル見に行くの? ふーん(ただのホテルじゃん←心の声)」くらいにしか思ってなかったのですが、そこにある建物や人が放つ洗練された雰囲気に完全に心奪われてしまいました!
だって、トイレットペーパーが三角なんですよ!!(奇跡!!!)
ロビーに入れるのは宿泊者のみですが、外からちょっとだけ覗けます。
わあああああ……ただ美しいだけじゃなく伝統と格式を感じます! と、泊まってみたい!
ほんと、ふーんとか言ってごめんなさい。
エントランスから入って、回廊をぐるっと散策。回廊にはお土産屋や高級ブティックが軒を連ね、中庭はシェフが常駐するカフェレストランになっていて食事が楽しめます。こういう雰囲気に飢えていた私は、とにかく「いいな〜」って言葉しか出てきません。
そして、hiroさんがこのホテルへ来たいと言っていた理由の一つがこのバーです。
このバーは「シンガポールスリング」というカクテル発祥のお店だそう!
ここだけのレシピがあって、その味は他では出せないものなのだとか。お酒好きな彼的には外せない場所だったようです。
バーの中を覗くと、これまた素敵!
シンガポールスリングを飲むためだけに訪れるお客さんも多いのだそう。2000円くらいらしい。「せっかくだし飲んでもいいよね」っと思わせてしまう、価格設定が絶妙です。私たちは飲まなかったけど。
ちなみにお土産屋には、カクテルのもとが売っていました。
お土産にぜひ。←人まかせ!
ラッフルズホテルでラグジュアリーな気分を味わったあとは、ぶらりと歴史的地区をとおってマーライオンとマリーナベイサンズを目指します。
毎日色んなところへ行けるのは刺激的だけど、逆に言えば落ち着けるときがあまりない。だから、こういうシンとした空気は私にとってはとても贅沢。肩の力が抜けるひとときです。
お昼を食べに入ったビルで見つけたフィギュアショップにも潜入〜。
ワンピース! ロー!
客層が日本と同じなのはなぜなのか……。
オタクは国境を越える!
寄り道しつつ、ようやく歴史地区へ。
なぜ歴史地区かっていうと、このあたりがラッフルズさんの上陸ポイントらしいから。
これがホテルの名前にもなったラッフルズさんです。どーん!
彼と同じポーズで写真を収めたことは言うまでもありません。
ベイエリアに出ると、きました! マリーナベイサンズ! そして……
マーライオンをがっかりスポットと言ったのは誰か!
その口から出る滝を遠くから見つけた時、シンガポールで1番興奮していたと思います(笑)。
次の日は、リトルインディアでお昼を食べたあと寺院にもいきました。
たまたま近くを通ったお寺(あとから調べたら、たぶんスリ・ヴィラマカリアマン寺院っていう名前)は、仏教系寺院かと思いきや、なんだか賑やか! ヒンズー教寺院でした。
派っ手〜!
中に入るにはチップ?が必要だったので、ここは外から見るだけ。
英語では仏教寺院もヒンズー教寺院も同じ“temple”だけど、こうも違うとは。ごちゃごちゃしたアクの強い感じがいかにもインドっぽく、ここだけ異様に濃密な雰囲気を放っていました。数カ月後にインドへ行く予定だけど、東南アジアの各都市で感じる、じわじわと迫るインドに気配に若干怖気づいています……。行きたかった国なんだけど、インドこわい。
こちらはブギス駅近くの「サルタン・モスク」。ちょうどお祈りの時間のようでした。
この周辺はアラブストリートといって、レストランやお土産屋さんが並びます。
絶対ことりっぷに載ってる! っていうかわいいお店がたくさん。
ごろにゃ〜ん。どこかのびのびした雰囲気に、にゃんこものんびり。
こちらはチャイナタウン近く、手前が「マジェスティックシアター」で奥が「マジェスティックホテル(今は百貨店)」。ノーマークでたまたま通りかかっただけだけど、イギリス統治時代に建てられたとてもいいホテルだったようです。日本統治時代は劇場でプロパガンダ映画などがやっていたみたい。
ブッダの歯(!)が納められている寺院なんかもありました。
その名も「新加坡佛牙寺龍牙院」。
ブッダの歯は、ガラス越しにとおーーーーーーーくに、ケースに納められた状態だったので全然見えなくて「ん???」って感じでしたが(笑)。寺院の2階から上が博物館みたいになっていて、ブッダの一生が勉強できるパネルや仏像などが展示されていました。
パネル展示は「ハロー! ぼくブッダ!」みたいな感じで面白かったです(笑)。
「HUNTER×HUNTER」の会長がいた!!
……ってhiroさんが興奮してました。
マンガ読んでないから知らないけど、似てるの?
ちなみにシンガポールで最古のヒンズー教寺院「スリ・マリアンマン寺院」にも行きました。カメラの持ち込み料がかかったので写真はなし。私たちが訪れた夕暮れ時も終わりの頃、まだまだ熱心にお祈りする人が寺院を訪れていました。
とにかく、ばばばっと回ったシンガポール。
お財布に余裕があったら、アラブ・ストリートなんかで雑貨店巡りなんかしたかったな♪ なんて思いつつ、それはまた来ることがあったらのお楽しみに。
とはいえ、マリーナベイサンズの展望デッキにはしっかりのぼったんですけどね〜!
23$(約1,900円)
それでもここにのぼらなかったら後悔する!!
たしか5時前にはのぼって、粘って粘って20時頃までいたかなあ。
夜景と20時からのライトアップショーまでしっかり楽しみました♪ きらめく夜景!
ショーは展望台からは微妙だったかも(笑)。
翌日、対岸から見たら圧巻でした! ワタシ的には香港より好き〜!
hiroさんががんばって撮ってくれた一枚。
レーザービームがきれいでしょ!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
- 昔の記事
- いざ、アジア最南端の地へ
- 新しい記事
- ベトナムなら生きていけるかも、と思った理由