奇跡のタンドリーチキン!?
スラマッ トゥンガハリ! naruです。
なぜか夫は名乗らず、私だけ名乗るかたちでブログが進んでいますが、夫はhiroさんといいます。どうぞよろしくお願いします。
タオ島からクアラルンプールの大移動のあと1日で観光をして、あっさり次の目的地マラッカを目指す私たち。クアラルンプールの中心部はとても都会で、私が働いていた名古屋よりももっと近代的で高いビルが建ち並んでいて、東南アジアをあまり知らない私にとってはとても意外でした。実はマレーシアは2020年までに先進国入りを目指していて、経済や国民生活の発展に力を入れているそう。
その反面、クアラルンプールは都会すぎて、正直なところ興奮に値するようなものは少なかったなあと思います。まあお金をかける旅ができないってことが、大きいんですけどね。お金を気にしなければショッピングとか楽しいだろうな〜。
けれど生まれてはじめてのイスラム圏は、劇的な何かがなくても行ってよかったと思える場所でした。
イスラム美術館に収蔵されていた世界各国のモスクの模型から、エルサレムの「岩のドーム」。いま争っているイスラエルとパレスチナのことが頭をよぎります。
企画写真展は、世界中のラマダン中のムスリムをとらえたもの(たぶん)。沈む太陽を手に取るシルエットが印象的な写真も、パレスチナで撮られたものでした。顔は見えないのに、きっと彼は笑ってるんだろうなと感じるとてもきれいで不思議な写真。
宗教とは関係ないけど、街中の道は馬OKでした! 馬!
チャイナタウン近くの飲食店では、調理の順番を待っているらしきカエルたちが……。
ゲコゲコ。
そんなこんなでクアラルンプールもそれなりに満喫し、翌日はバスで世界遺産都市マラッカへ! 出発のバスターミナルも驚くほどきれい。約2時間の快適な旅♪
マラッカに着いて予約していた安宿「ラベンダーハウス」にチェックインを済まし、今日はもう夕飯だけ食べて帰ってくることに。親切そうな宿の人におすすめを聞くと、少し歩くけどイチオシなのがタンドリーチキンのお店なのだとか。(あとで地球の歩き方見たら、そこにも載ってました!)
さっそく行ってみました! 「Pak Putra(パク プトラ)」
※マレーシア語の読み方は、ほぼローマ字読みでOK。
お店に着いたのは夕方6時頃。ちょっと早い時間だったので、まだ人も少なくて、お店も始まったばかりな感じ。店の前に並べられた席について、さっそく注文です。おすすめされた、タンドリーチキンとプレーンナンと、hiroさんの希望でWチーズナン! チキンはモモとムネと選べます。私たちはモモ。(モモのほうが柔らかいけど、ムネ肉のほうが大きいらしい)
焼いているのを見てたら、写真撮りなよ〜と店員さんがすすめてくれました♪
チキン真っ赤! 何の香辛料が入るとこうなるのか……。
ナンも、同じ壺形の釜にバッチン! と貼り付けて、焼きます。美味しそう!
グイグイ行き過ぎたのか、別の店員さんに「何だ?」という目を向けられ……。
そんなこんなしているうちに、できあがり。焦げてるけど気にしない〜!
お味はどうだったか? というと、お肉は柔らかで本当に焦げなんて気にならないくらい美味しかったです。奇跡というかは謎だけど(笑)。何より、一緒に食べたナン! 特にhiroさんが頼んだWチーズナンが美味しくて、横からしょっちゅう手を出してしまいました。
予約席もいっぱいあって、地元でも大人気店みたい。
マレーシアでタンドリーチキン。奇跡かどうかは、自分の舌で決めるしかない!
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